Sep 12, 2016

もともと障害があった部位に後遺障害が残った場合について

交通事故によって、すでに後遺障害があった部位に負傷を負い、それが後遺障害になってしまうということがあります。
すでにあった後遺障害は、先天的なものか、交通事故以外の原因によるかは関係ありません。
このような場合において、保険金が支払われるのは、最初の後遺障害の等級より2度目の後遺障害の等級が上がった場合のみとされています。
したがって、前の事故で首に14級の後遺障害を負い、今回の交通事故で再度の腰に傷害を負ったものの、その程度が14級を超えるものではない場合には、結果として、後遺障害非該当という評価を下されることになります。
そして、再度の事故でより重い等級認定がされた場合、自賠責保険の補償限度額は、重い後遺障害の等級に支払われる保険金限度額から、過去に支払われた保険金を差し引いた金額となります。
このような考え方が適用されるのはあくまで同部位に障害が残った場合ですので、もともと腰に後遺障害のあった人が、新たに交通事故によって首に後遺障害を残しても、新たな事故で残った後遺障害だけが等級認定の対象となります。
複数回交通事故に遭った場合には保険会社の調査も厳しくなることが予想されますので、一度弁護士にご相談されることをおすすめします。

弁護士法人アイリス

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